法人営業の経験がある社内SEのひとりごと。ちなみに10回以上転職してます。

40歳で12回目の転職活動という人生の節目で、 幸運とも風変わりとも言えるキャリアを振り返るきっかけとして、 本コンテンツを作ろうと思いました。      読者登録やブックマーク・コメントなど、お気軽にどうぞ。

職業訓練団体と責任者の言葉について

芸大で5カ月ほど働き退職した後、途方に暮れました。
雇用保険は全て受け取ったし、職業訓練校にも入れない。
相変わらず求人は増えない。どうしたものか。

 

そんな時、ふと立ち寄った図書館に緊急雇用対策の団体が
置いたパンフレットを見つけました。
内容を見ると、京都府・大学・企業の3つがタッグを組んで、
22歳から34歳までの若者を契約社員として雇用し、
大学に在籍しながら、企業の求人に応募する。

 

単なる職業訓練だけでなく、在籍者のプロフィールに対して
企業の採用担当者の側からアプローチをしたり
大学関係者と共に学外活動に参加する機会もある。

 

大学生としての振る舞いもできるし、社会人として動くこともできる。
なんと独創的な事業なのか!ぜひ参加したいと思いました。

 

すぐに応募書類を取り寄せ、志望動機と自己PRを含めた文章を書き、
見事に合格となりました。私は最年長の合格者でした。

 

一ヵ月間の意識改革研修は大変濃密で、次々と出る課題を形にすることで
求職者同士の横のつながりが強くました。

 

大学では聴講生という扱いでシラバスを見て実際の講義に参加できました。
また、教員側のスタッフとして学生たちのサポートもしました。
講義を受けている時に所属団体のスタッフから電話が入った時は
「社会人のみなさんは忙しいんだよ。」と労ってくださるほどでした。
同期の仲間を連れて講義に参加した時は
「ようこそ。一緒に学びましょう」と快く受け入れてくださいました。
学生たちも私たちの存在を受け入れてくれて
「いい事業ですね。就職先が決まらなかったら入っていいですか?」
なんて、相談してくれるほどでした。

 

結局、その団体に所属して5か月目に次の終業先が決まって卒業しました。
次の終業先に内定が決まってからは、終業先から業務課題をいただいて
大学で提案資料を作って提案するという、ある意味理想的な動き方ができました。
他の同期は涙を流しながらお別れのスピーチをしましたが、
私は泣かずむしろ笑顔で
「私がするべきことは明確に決まっています。
すでに就業先からはいくつかの業務課題をいただいて提案もしています。
ここで学んだことを最大限に生かして、次の仕事を頑張ります。」と言いました。
団体の責任者は「もはや貴方は半分、向こうの会社の人だね。
今の立場を最大限に活かしてがんばってほしい。」と。

 

団体そのものは無くなりましたが、
その団体で知り合った同期の数名とは、
卒業してから5年以上経った今でも交流があります。

 

彼らとは戦友です。