法人営業の経験がある社内SEのひとりごと。ちなみに10回以上転職してます。

40歳で12回目の転職活動という人生の節目で、 幸運とも風変わりとも言えるキャリアを振り返るきっかけとして、 本コンテンツを作ろうと思いました。      読者登録やブックマーク・コメントなど、お気軽にどうぞ。

大学で働くことと「仙人みたいな教授」について

リーマンショックの影響で勤め先が潰れ、
生まれて初めて雇用保険を受け取り
ハローワークの職業訓練校に所属しました。

 

職業訓練校に在籍しても求人そのものが全く増え無いため、
結局最後まで在籍したのですが、
土壇場になって請負の会社から内定が出ました。

 

以前から働きたかった大学での勤務でした。
正確にはアウトソーシングとして大学の情報システム部門で働きました。

 

大学側の都合で、わずか5カ月ほどで契約打ち切りになったのですが、
所属した大学が芸術大学でもあり、独特の雰囲気の中で仕事ができました。

 

芸大は、いたるところに作品が置かれているので、
不用意に触ったり動かしたりすることができません。

 

また、学生がとてもおしゃれだったり無造作なファッションだったり
仙人みたいな風貌の人が実は教授だったり。
とにかく個性的で独特で、しかしこちらの説明に少しでも矛盾があると
理路整然と反論してくる地頭の良さがある人たちの集まりでした。

 

大学を受験していない私は、大学と言う場所に素朴な憧れがあります。
芸大と言う場所は、そんな素朴な憧れに対して
「学力が全てじゃないんだよ。独創性なんだよ。」
と回答してくれた気がします。

 

今でも芸術作品は理解できないけれど、
この世のどこにもない物を作ろうという気概と覚悟は伝わります。
それは、今の私の思想にもつながる部分であり、
そのきっかけを芸大が教えてくれただけでも働いた価値はあったと思います。

 

今でも年1回くらい、この大学を訪れます。
建物そのものは変わらないけれど、陳列されている作品は次々と変わります。
変わり続けることだけは変わらないのですね。