法人営業の経験がある社内SEのひとりごと。ちなみに10回以上転職してます。

40歳で12回目の転職活動という人生の節目で、 幸運とも風変わりとも言えるキャリアを振り返るきっかけとして、 本コンテンツを作ろうと思いました。      読者登録やブックマーク・コメントなど、お気軽にどうぞ。

老舗企業と契約通りの仕事について

社長からの即日解雇通達を受け、次の仕事を探しました。
この頃から、転職サイトだけで5つ以上登録して採用面接は2桁受けています。
ちょっとやそっとじゃ次の仕事が決まらないのです。
そんな時、某老舗企業からスカウトの連絡を頂きました。

会社を調べると、以前勤めていた工場と大変似ている会社。
しかも取扱製品も興味深くて、ぜひとも働きたいと応募しました。

採用面接の場で言われたのは
「歴代の担当者が作成し残してきた業務資料が古くなっているから、
最新版に作り直してほしい。そのための情報提供はします。」
とのオーダーでした。
ヘルプデスクや社内SEとして業務マニュアルの類は
相応に作り残してきたので、試用期間中の業務理解を深める
良いきっかけになると思ってお引き受けしました。

実際に入社して分かったのが、実務的なオペレーションよりも
前任者の強い思い込みによる仕事の進め方と、
業務マニュアルを作成するかどうか以前のPCリテラシーの低さが目立ちました。

自身が今の仕事を辞めたくないので、
後任に仕事を教えず引き継がない担当者も時々いますが、
私の前任者はそもそものITスキルが低くて、
私の目の前で致命的な操作の間違いをする人でした。

前任者が退職されてから、改めて歴代担当者の業務マニュアルを再確認しました。
それぞれ個性が強くて、現状の中で苦心惨憺しながら
それでもどうにかして今の仕事を納めようという気持ちが伝わりました。

私も決してITスキルが高い訳じゃないけれど、
ITサービスやエンドユーザーに対する仕事は
相応に引き受けてきたつもりです。
技術担当の上司と細かく確認しながら業務マニュアルや仕様書を作り、
内容に沿って日次・週次・月次のような定型業務をしました。
また、申請業務や日定型業務についてもできる限りの業務フローと
業務マニュアルを作成しました。

そして試用期間が終わろうという時に別室に呼ばれ
「採用面接の時にもお話ししたと思うけど、
もともと歴代担当者が作ってきたマニュアルや手順書を
最新版にしてほしかったのです。
今の内容を見て十分に仕上げてもらえたと思うので、
契約終了として今月末で終わりにしたい。」
と言われました。

私は疑問として
「なぜ派遣社員を雇わないのですか?
もともと終了期限が決まっている仕事ならば、
私のような立場ではなく派遣社員でいいでしょう。」
と切なる想いを伝えました。

責任者は
「うちほどの会社が派遣社員を雇ってないのが答えだ。
してほしいことがあるから契約社員として雇い、
するべきことをしてもらったら契約を終了する。
それでも残りたい、正社員になりたいというなら
それはうちらではなく社長決裁だ。」でした。

なるほど、確かに採用面接で合意したことだ。
それにしても本当にすることをしたら契約を打ち切るのね。

結局3ヶ月で契約終了でした。
その会社は今年で創業100年です。