法人営業の経験がある社内SEのひとりごと。ちなみに10回以上転職してます。

40歳で12回目の転職活動という人生の節目で、 幸運とも風変わりとも言えるキャリアを振り返るきっかけとして、 本コンテンツを作ろうと思いました。      読者登録やブックマーク・コメントなど、お気軽にどうぞ。

予算の執行と「競合他社を見て、お客様を見ず。」について

今回は誰もが悩むお金、特に価格の話しです。

 

企業内のIT・情報システム部門は、
多くの場合コスト部門に該当します。
言い換えれば「予算を執行する。」ことが仕事になります。

 

最近はインターネット通販が大流行しているので、
IT部門そのものが売上と利益を出す事例が
増えているかもしれません。
※ここは別の機会に改めて書きます。

 

予算の執行が仕事になる以上、
より安いところに発注しようとなるわけですが、
私は一貫してベンダーの営業担当者に
「良いものは価格も相応に高くなる。
ちゃんと評価するから、安易な安売りをしないでほしい。」
勤め先の管理職には
「ベンダーや販売会社ごとの強みがある以上、
完全に同じ見積もりになる必要はない。」
と主張してきました。

 

もちろん、いわゆる「相見積もり」は別です。
ITシステム全体の見積もりならば
個別の項目やサービスに差異が出るのは
理解できるという意味です。

勤め先の管理職とぶつかったことは何度もあります。
「同じ見積もりにしないと比較できないだろう!」と
凄まれたこともあります。
自分の立場上、最後は折れてしまうわけですが、
心の中では「それぞれの立場で見積もりを作ればいい。」
と思っています。

 

実際、見積依頼書に対する見積もり提示に
想定外の積極的な項目が盛り込まれていて、
「さすがですね。この項目は気づかなかった。」
となった事例があります。

 

逆に、ただただ価格を削った見積もりを出してきた
ベンダーの営業担当者に
「誰のための見積もりですか?
競合他社より低い見積もりを作ることが目的ですか?
御社が見るべき相手は、
競合他社の見積もりではなく弊社の状況ではないのですか?」
と本気で嘆いたこともあります。


営業担当者から見れば、結構なクレーマーかもしれませんが
「競合他社を見て、お客様を見ず。」なんて
ブラックジョークにもなりませんからね・・・


誰のために仕事をするか?常に心がけたいですね。