法人営業の経験がある社内SEのひとりごと。ちなみに10回以上転職してます。

40歳で12回目の転職活動という人生の節目で、 幸運とも風変わりとも言えるキャリアを振り返るきっかけとして、 本コンテンツを作ろうと思いました。      読者登録やブックマーク・コメントなど、お気軽にどうぞ。

業務実績としての技術と、若手の人材を育てるキーワードについて

前回は、「仕事をする上での実務的な技術」についてでした。

 

1.仕事をする上での実務的な技術
(Windowsのスクリプト画面のコマンドを全部知ってます!など)
2.業務実績としての技術
(成果物を納品する、プロジェクトを完遂するなど)
3.教養の広さや深さとしての技術
(いわゆるヒューマンスキル。語彙力・挨拶・名刺交換など)


今回は2.です。前回同様、いくつかの例をあげますね。


今回のタイトルにも挙げたQCDは
「Quality(品質)」「Cost(費用)」「Delivery(引渡)」という、
業務実績を評価する代表的な指標です。
※個別の話しは改めて書きます。

ほとんど全ての仕事には予算・納期・品質が問われるのですが、
ITエンジニアと営業の仕事は、
特に強く求められるのではないかと思います。
私が「法人営業の経験がある社内SE」を名乗るのは、
実務で経験してきたからですが、もっと言えば
悪い意味でのエンジニア精神、例えるなら
「カネのことはわからん。その分、いいものを作る。」
みたいな姿勢を、新卒の時から否定されたからでもあります。


もう少し具体的なキーワードを出します。
もともと実務はOJT(On-The-Job Training)が基本ですが、
特にQCDを意識できる仕事の進め方の代表例は、
ここ数年来の大学でも取り入れられている
PBL(project-based learning 課題解決型学習)
ではないかと思います。
つまり、若い時の経験として
プロジェクト単位の仕事に取り組むことで
否応なしにQCDを求めてはどうか、ということです。


私の実例を挙げます。
私が新卒の実務研修で取り組んだのは、
3ヶ月間の書店営業でした。
1ヶ月単位で冊数基準のノルマがありました。
その後の配属後研修では郵便番号7桁化対応プロジェクトを
(3桁・5桁の郵便番号を現在の7桁に置き換える)
主担当者(あえてリーダーとは呼びません)として取り組みました。

 

なんとかかんとか書店営業では冊数のノルマを達成したし、
郵便番号7桁化対応は変換プログラムのバグを発見し
ソフトの販売元に問い合わせて修正プログラムを
リリースしてもらうことや、
得意先マスタファイルにデータを登録する部署の責任者に
変換できなかった住所データを確認してもらい、
実務スタッフの教育に活かしてもらうように
説明をしに行くことまでしました。
あれから21年が経ちましたが、
今でも多くの仕事はプロジェクトベースです。

今思い出しても、よく任せてもらえたなと思います。
今の僕は同じことができるだろうかと思います。
その上で今思うのは、上記の疑問を前向きに解決するにも
私が経験したことを若手の人材にちゃんと伝えること。
具体的に仕事の進め方や勘所を伝えて学んで覚えてもらうことで、
その時の上司や責任者にご恩返しが出来るのだと思います

 

明日は月曜日。
みなさんが仕事に取り組むためのキーワードとして
QCDやPBLを意識してみてはいかがでしょうか。

 

 

次回は「教養の広さや深さとしての技術」です。