法人営業の経験がある社内SEのひとりごと。ちなみに10回以上転職してます。

40歳で12回目の転職活動という人生の節目で、 幸運とも風変わりとも言えるキャリアを振り返るきっかけとして、 本コンテンツを作ろうと思いました。      読者登録やブックマーク・コメントなど、お気軽にどうぞ。

仕事をする上での実務的な技術と「昔取った杵柄」について

先日、「IT業界に限らず仕事をする上では3つの技術が求められる」
という内容を投稿しました。


1.仕事をする上での実務的な技術
(Windowsのスクリプト画面のコマンドを全部知ってます!など)
2.業務実績としての技術
(成果物を納品する、プロジェクトを完遂するなど)
3.教養の広さや深さとしての技術
(いわゆるヒューマンスキル。語彙力・挨拶・名刺交換など)


今回は1.の技術を経験から深掘りしてみます。

私のITエンジニアとしてのキャリアは
中型汎用機のプログラマー兼オペレーターから始まりました。


書いたプログラムはJCL含めて10本程度です。
言語はPL/Iです。構文的にはCOBOLに近い事務処理用言語です。


決して成熟したプログラマーではないけれど、
基礎的なアルゴリズムの組み立て方や、
単体~本番までのテストと結果に沿ったデバッグ、
本番データによる実装と成果物の納品まで、
下手なりに何とか実務に耐えうるプログラムを書いたつもりです。


オペレーターとしては、今でも当時の汎用機の端末に投入する
ジョブのコマンドを覚えています。
キーボードを叩いたあと、いったん指をキーボードから離して
指差し確認し、入力間違いがないことを再確認してから
最後にエンターキーを押下する癖は、新卒の時に身につけました。


上記以降はWindowServerがほとんどです。
汎用機のオペレーターとしてみっちりと鍛えてもらえたことで
Window系やオープン系のサーバー運用をする時は
「タスクに対するメモリやハードディスクの割当が
こんなにザックリしてるんだ」と驚いた記憶があります。


上記の経緯もあり、採用面接で運用管理(広義のオペレーター)の
経験を訊かれると相応の実例や考え方が言えます。


ただ、プログラム開発の経験を訊かれると
「今は、読めるけれどすぐには書けないと思います。」と答えます。
さすがにアセンブラは今でも無理だけど、
大多数のプログラム言語ならば、
ソースコード本体の命令文や全体の構造を見れば、
どこの命令文が何をしているかはなんとなく理解できます。
この感覚は、昔プログラムを書いていた人なら
わかってもらえるだろうと個人的に思っています。


仕事である以上、すぐに取り組めるのが最善ですが、
こちらの努力次第ですぐに感覚を取り戻せるだけの素地が
あるかないかが「仕事をする上での実務的な技術」を
身に着けているかどうかの核心部だと思います。
言い換えれば、使い古された表現ですが
「昔取った杵柄」だと力強く言えるかどうかが
大切なのだと思います。


少し話しが飛躍しますが、IT業界は
1.プログラムを設計して公開しコンテンツ化する。
2.コンテンツにパラメータやタグを設定して挙動を決める。
3.コンテンツに実データを登録して実際的に使用する。
上記それぞれが独立した仕事になっていながら、
意欲があれば全てを兼ねることも出来る面白い業界です。
※個々は改めて詳細に書きます。


1.はまだまだ専門性が高い部分ですが
2.はコンテンツ管理者側に任させているし
3.は実際の利用者が行う、いわゆる実オペです。
2.3の参入障壁が低いというのは嬉しいことです。
これから先は、ますます上記の壁が無くなるだろうと思います。


私は幸運にもプログラマーとオペレーターの経験を
しっかりと積むことができたから、
1.2.3いずれにも対応できます。


わざわざ苦労をする必要はないし、
全く無意味な努力は時間の無駄です。
ただ、自ら経験をしたからこそ対応できることがあり、
それは若い時にしておいたほうが良いのも事実でしょう。


次回は「業務実績としての技術」です。