法人営業の経験がある社内SEのひとりごと。ちなみに10回以上転職してます。

40歳で12回目の転職活動という人生の節目で、 幸運とも風変わりとも言えるキャリアを振り返るきっかけとして、 本コンテンツを作ろうと思いました。      読者登録やブックマーク・コメントなど、お気軽にどうぞ。

シンギュラリティとミツバチについて

シンギュラリティという言葉、
さすがに最近は聞かれなくなりましたが、
それでも人工知能(AI)を過度に恐れる人たちの間では
強いキーワードになっています。

 

いわく、2045年には人類全ての知性や知識よりも
コンピューターが蓄えた知性や知識が遥かに上回るために、
人類がコンピュータに支配される。
挙句の果てにはコンピュータ(ロボット)が人類を殺しに来る。
なぜなら人類よりもコンピュータのほうが賢いから。
愚かな人類を破滅させることこそが賢いコンピュータが
弾き出した正解なのだ・・・ジャッジメント・デイ、審判の日。

 

おっと、映画の影響受け過ぎですね。

 

まず、人類よりコンピュータのほうが賢くなったとして、
それが人類の危機であることの具体的な証拠はありません。
すでに人類よりも遥かに高性能なロボットやコンピュータは
たくさんあります。
人類は見事に巧みにそれらを使いこなしています。

 

人類ができないことをコンピュータやロボット、
他の生き物が実現している例まで含めれば、
いくらでも例を挙げることができます。

 

例えば、タイトルに挙げたミツバチ。
ミツバチは自分たちが越冬するためにせっせと花の蜜を掻き集めます。
人類は数千年も前から、彼らの仕事の成果を「横取り」しています。
しかも、そのハチミツの成分をエコとかオーガニックとか銘打って
高い利益率で売っているわけです。

 

いや、それで良いんですよ。それが資本主義ですから。

 

つまり、人類は自身よりも優れた存在を上手いこと手懐けて
その分け前を受け取ってきたのです。
それを共生と呼ぶか横取りと呼ぶかだけの違いなのです。

 

おそらく、シンギュラリティが起きている時には
人類が人工知能やロボットを上手いこと手懐けて
その分け前をガッツリ受け取っていることでしょう。
そして、人工知能やロボットもまた、
人類と上手いことお付き合いしていることでしょう。

むしろ、シンギュラリティが起きないことのほうが
人類の歴史的に見て面白くないのかもしれません。

 

犬や猫って、ある種のシンギュラリティだと思うんです。
人類が犬や猫のような愛玩動物と一緒に行きながら、
実は犬や猫も人類を上手いこと操っているんじゃないか。

 

シンギュラリティとは、そういう関係かもしれません。